見えないアンテナ
さいわい、かえのズボンがありますので・・・・。
- 『あらかじめアンテナ』より -
頭につけてつかう
目立つよねコレ
未来に起きることを感知し、あらかじめその出来事に対応して体が動く「あらかじめアンテナ」。
でもね、このひみつ道具、頭につけるんです。
そう、すごい目立つよねコレ。
頭につけたまま出かけるパパ
昔、絵を習っていた「柿原先生」のお宅へ伺うのび助。
「あらかじめアンテナ」をつけて、色々と用意したのはいいが、頭につけたまま出かけてしまう。
「あらかじめアンテナ」の使い方としては正しいんデスヨネ・・・
いやいやいや、スーツ着て、アンテナはおかしい。
柿原先生宅では
道中で、道端の水たまりを車が横切り、ズボンがびしょ濡れになったのび助。
そのまま柿原先生宅に入ったので、当然、柿原先生も、出迎えてくれた柿原先生の奥様も、そのことについて話します。
アンテナ頭についてるんですけどね。
先生、上。もっと上を見てください!
「あらかじめアンテナ」によって、事前に準備していた替えのズボンに履き替えたのび助。
そして、そのまま「先生もおかわりなく・・・」と談笑をはじめるんですが、アンテナ頭についてるんですけどね。
柿原先生はなぜアンテナにつっこまないのか
柿原先生宅では、その後も事前に持ってきた望遠鏡や重箱については、話に上がりますが、その時ものび助は、「アンテナが・・・」とは言ってないんですよね。
徒歩で行ったので、道中でも誰かに見られて指摘されそうなものです。
推測
難しいですねコレ。推理ぼうのつばを立ててみます。ピン ピン ピン
- 「とうめいペンキ」を塗った説
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やっぱりこんなに目立つものを、頭につけたまま出かけるのはおかしい。
「とうめいペンキ」などの、見えなくする何かを使ったと考えるのは自然です。
- ステルス機能がある説
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「あらかじめアンテナ」が検知できる未来が、どれくらい未来なのかはわかりませんが、作中ではかなり近い未来を検知しています。
いつくるか分からない、身に迫る危険。一度このアンテナを知ってしまうと、ずっと身につけたくなるのは当然です。
使用シーンを配慮し、このひみつ道具に、もともとアンテナを見えなくする機能があってもおかしくはありません。
- 柿原先生が空気を読んだ説
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久しぶりに自分がもともと教えていた、かわいい弟子が訪ねてきたわけです。
しかも、落目荘というボロアパートで、苦労していた時代の弟子。こんなにうれしいことはないと思います。
「・・・アンテナ・・・アンテナ?う、うむ、まあ、そこは触れないでおこう・・・」と考え、奥様にもその旨をこっそり伝えた。
先生のやさしい気遣いだった、と考えられもするかもしれません。
「きみはじつに用意のいいひとだな。」