ドラえもんの最終回は?

見たろ、ドラえもん。
かったんだよ。
ほくひとりで。
もう安心して帰れるだろ、ドラえもん。

- 『さようなら、ドラえもん』より -

最終回は3つ

原作には、3つの最終回があります。

再開の予告』(1973年 小学五年生 3月号)が描かれ、 『帰ってきたドラえもん』(1974年 小学四年生 4月号)で連載は続き、その後、最終回は描かれていません。

未来の世界へ帰った理由

3つの最終回を、それぞれひも解いてみましょう。

ドラえもん未来へ帰る
理由: ドラえもんが時間旅行きせい法に接触したため。

タイムマシン」で旅行する人が増加し、過去の世界に迷惑をかける事案が多く発生。
のび太の家でも、壁に落書きされたり、パパのライターを盗られたり、色々と問題を起こされてます。
そして、時間旅行きせい法が成立。

時間旅行きせい法とは、一切の時間旅行を禁止する法律です。

ドラえもんが、「もちろん帰らなくちゃならない。」と言っているので、この法律に接触したようです。
「居候」でも、「時間旅行」として認識されるようですね。

ドラえもんがいなくなっちゃう!?
理由: のび太が、自分の力でなんでもできる強い人になってほしいとの思いから。

ドラえもんに頼るくせがついてしまったのび太のためを思い、未来へ変えることを決断しました。
最後には「タイムテレビ」で、未来から応援する姿が描かれています。

さようなら、ドラえもん
理由: 不明(ドラえもんの都合)

この作中では、理由は明かされませんでした。
帰ってきたドラえもん』では、 「きゅうにまた、こっちへきてもいいことになった。」と言っているので、強制力がある何かによって、ドラえもんが帰ったことが推測されます。

推理

やはり、時間旅行きせい法が絡んでいそうです。
3つの話どれとも矛盾しませんし、後述する「未来の世界から戻れた理由」とも辻褄が合わせられます。

未来の世界から戻れた理由

ドラえもんが帰った後の話として続いている、2つの話を、それぞれひも解いてみましょう。

再開の予告
理由: のび太が気になった

六年生という大事な時期になるのび太が気になって、もう一度来ることにした。というものです。

帰ってきたドラえもん
理由: 「ウソ800」を飲んだのび太が、「ドラえもんはもう帰ってこないんだから。」と言った。

ドラえもんは「じつにふしぎなんだよ。きゅうにまた、こっちへきてもいいことになった。」と言っています。
つまり、もともとは「こちらの時代へきてはいけない何か」があったもとの考えられます。

これを、「ウソ800」の効力で解除した。ということです。

推理

原作中で「こちらの時代へきてはいけない何か」とは、時間旅行きせい法だと考えられます。
法律ですので強制力がありますが、言ったうそが実現化するという「ウソ800」の、反則的とも言える効力によって解除され、のび太の元に戻ってきた。 ということが推測できます。

「うれしくない。これからまた、ずうっとドラえもんといっしょにくらさない。」

参考