ドラえもんの体が青いのはなぜ?
三日三晩泣きつづけたら震動で体のメッキははがれるし、ノドはがらがらになるし、ぼくはもうだめだ~っ!!
- 『映画 2112年ドラえもん誕生』より -
公式設定
三日三晩泣きつづけた震動で体のメッキがはがれて、青くなった。
『映画 2112年ドラえもん誕生』による公式の設定です。
ドラえもんが、セワシの工作用ネズミロボットに耳をかじられて、ロボット病院に入院。
ロボット病院の手違いで、耳がなくなる。
落ち込んでいる時に「元気の素」を飲もうと思ったら、手違いで「悲劇の素」を飲んでしまった。
その時に、三日三晩泣きつづけた震動で体のメッキがはがれて、青くなってしまった。
メモ
- 『映画 2112年ドラえもん誕生 (てんとう虫コミックス・アニメ版)』P128 には、「混乱しているドラ情報、本作が決定版です」と、藤子・F・不二雄先生のコラムが載っています。
- "振動" でななく "震動" と書かれています。『映画 2112年ドラえもん誕生 (てんとう虫コミックス・アニメ版)』1995年8月25日 初版第1刷にて確認。
- 原作話では、青くなった理由が明示された描写はありません。
非公式設定
耳がない自分の姿を見て青ざめた。
ネズミに耳をかじられたドラえもん。
傷が癒え、おそるおそる見たかがみの、おのれの姿に青ざめた・・・・・・・・。
メモ
『ドラえもん百科1』(方倉 陽二)によるものです。
方倉設定と言われるもので、アシスタントだった方倉先生による独自設定です。
『映画 2112年ドラえもん誕生 (てんとう虫コミックス・アニメ版)』P129 には、「...黄色だったのがその時青くなったというのはKくんの思い付き、作者の僕があとから知って驚いた...」と、藤子・F・不二雄先生のコラムが載っています。
服を着ていた?
藤原栄子先生とのリレー漫画「ドラえもんの逆襲」で、藤原先生が、ドラえもんは青い服を着ていて、風呂ではそれを脱いでいた。
という内容から始まる漫画を描きます。
次は、藤子・F・不二雄先生が描くのですが、リレー漫画なので、前の話を受けて続けなければなりません。
そこで、体が白いドラえもんが登場し、逆に姫子の服を着て登場するという話が展開されます。
リレー漫画内の話ですので、もちろん、非公式な設定です。
メモ
- 「姫子」とは、藤原栄子先生の漫画「うわさの姫子」に出てくる主人公の女の子です。
- このリレー漫画は、『藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 第4巻』P564「ドラえもんの逆襲」で読むことができます。
本当の理由
「幼児向けマンガはカラーの表紙が多いだろ?そしてタイトルは赤色が多く、背景は黄色になる事が多い・・・
残った青色にするしかない!」
という藤子・F・不二雄先生の回答。
『藤子スタジオアシスタント日記 まいっちんぐマンガ道 名作秘話編』P171